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「Life in a Day」は7月25日に撮った動画を世界中から集めて、1つのドキュメンタリー作品にするという企画。
そういえば、前にNHKでコロナ禍の一般市民(この時は海外の人だった)が撮った映像をドキュメンタリーとして放送していた。
これが非常に心揺さぶられる内容で、圧倒的撮影者目線がこれ以上ないほどに映し出されていて、これぞドキュメンタリーといった空気感だった。
「一般市民参加型ドキュメンタリー」は私の琴線に触れる。こんなにリアルなドキュメンタリー作品の撮り方ってないんじゃないの?と思うから。
撮影に使うカメラとマイクは普段いつも持ち歩いているスマートフォン1台でOK。
寝るときも、食うときも、目覚めの時も、ずっと生活を共にしているスマートフォンだからこそ出てくる”超リアル”ってあると思う。
身構える必要がない。
いつも共にしているスマートフォンに映し出し、語りかけるのだから、プロのカメラマンが業務用のカメラを本人に向けているのと緊張感が違う。
撮影者はカメラをオンにするだけなのだ。それだけで映像が撮れる。そのままそのスマートフォンでアップロードするだけでドキュメンタリー作品に応募できる。
すごい話だと思う。
少なくとも私が生まれた約30年前に「30年後にはスマートフォンってやつが当たり前になってて、そのカメラで動画が撮れて、その撮った動画を簡単にインターネットで発表できるし、世界規模のドキュメンタリー企画に簡単に応募できるんだよ」と言っても理解すらできないだろうと思う。
このドキュメンタリー作品のテーマは「同じ日の日常」。
自分の「変わり映えのない日常」が、どこかの誰かにとってはものすごく非日常かもしれない。
逆に、誰かにとっての「変わり映えのない日常」は、自分にとって想像もしえない日常かもしれない。
好奇心を刺激される視点だと思う。
知らない誰かの日常は単位があまりにも小さくて、垣間見る機会があまりないから。
少なくともスマートフォン保有者でインターネットに繋がれば、この作品作りに参加できる。
この敷居の低さ。
ちょいと昔じゃ「あなたが撮影者です」と言われても「どこにそんなカメラあるんだい!?」というのが当たり前だった。
でも、今は違う。世界中の多くの人が手にしているスマートフォンで撮影者になれる。
面白そう。
色々なYouTuberが出てきているけれど、まだまだこの状況って序章にすぎないのかもしれない。もしくは、面白いものが自分で探せていないだけかもしれない。
少なくとも英語で検索しないと探せないかも。悔やまれる英語力。